シャンパンの美しいパッケージの中でひときわ華やかなオレンジ色寄りの黄色のラベルというとイメージしやすい、ヴーヴ・クリコはどんな歴史を持つシャンパンなのでしょうか?ヴーヴ・クリコの魅力について探ってみましょう!

最先端の感覚とラグジュアリー「ヴーヴ・クリコ」

1772年のランスでの創業以来、2世紀以上も変わることなくスリリングなシャンパーニュであり続けるヴーヴ・クリコ。
常に最先端の感覚をまとい、真のラグジュアリーブランドとして人々を魅了し続けています。
1818年に、マダム・クリコが自ら作ったシャンパーニュにブージー産の赤ワインを少しブレンドすることで、ブレンド法によるロゼ・シャンパーニュ造りに初めて成功しました。
自由なスタイルで悦びがはじけるようなそのスタイルは、シャンパーニュ地方で今もラ・グランダム (偉大な女性)と呼ばれるマダム・クリコの「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念に導かれています。

ヴーヴ・クリコの生い立ち

銀行業と織物業を営む家に生まれたフィリップ・クリコは、多くのブドウ畑を所有していました。
彼は自社の商品が「国境を越える」ことを誓い、家名を冠したシャンパーニュ・メゾンを設立することを決めました。ヴーヴ・クリコ初の出荷はヴェネツィアに向けたもので、1798年に息子のフランソワがビジネスに加わりました。
未亡人となったマダム・クリコ(バルブ・ニコル・クリコ・ポンサルダン)は、27歳で家業を継ぐことを決意し、近代で初の女性実業家のひとリとなりました。
この年110,000本が出荷されましたが、うち25,000本はロシア向けでした。
1811年は大豊作で、(シャンパーニュ地方を通過した彗星のおかげと言われています)記念のすばらしいヴィンテージ「彗星ヴィンテージ」が造られて大当たりしました。
一方、1816年にシャンパーニュを澄んだ美しいものにするための「動瓶台」を最初に考案しました。この手法は現在でも使われており、工夫を重ねることで優れた発明家でもありました。
ヴーヴ・クリコはその後、急激に発展し、マダム・クリコはシャンパーニュ界の「偉大なる女性(ラ・ グランダム)」として同業者の間で呼ばれるようになりました。

ヴーヴ・クリコはどんなブドウ品種からできているシャンパン?

ヴーヴ・クリコ ブリュット イエローラベルは、1772年以来メゾンのシンボルで、力強さとの完璧なバランスと複雑な味わいは、ピノ・ノワールの個性によるものです。
また、イエローラベルのシャンパンに赤ワインを少し加えることでブレンドされたのが、最初のロゼ シャンパーニュで、ヴーヴ・クリコ ローズラベルです。
フルーティーでフルボディの、ヴーヴ・クリコのスタイルを表現したものです。
2004年、桜の季節に合わせて日本で発売されたノンヴィンテージ・ロゼ、ヴーヴ・クリコ ローズラベルは大成功を収めました。
あまりの大ヒットに供給が追いつかず、日本以外の地域の発売は2006年まで延期となるほどだったようです。